| 実施期間 |
4月15日 |
| 場所 |
木母寺 |
| 住所 |
東京都墨田区堤通2丁目16−1 |
【梅若伝説】
平安時代、吉田少将惟房と花御膳の間には梅若丸という男の子がいました。 若くして父・吉田少将がこの世を去った後 、梅若丸は比叡山月林寺で修行に励むようになりますが、宗門争で身の危険を感じ下山したが途中、信夫籐太(しのぶのとうた)という人買いに騙され、さらわれてしまいました。
道中、梅若丸は病にかかり、邪魔になった信夫は梅若丸を隅田川へ投げ捨てました。
枝に引っかかり辛うじて助かり、その後里人に手厚い介抱を受けましたが我身の素姓を語り、「尋ね来て 問わば答えよ 都鳥 隅田川原の 露と消えぬと」という歌を遺して息絶えてしまいました。
母・花御膳が梅若丸の消息を追いこの地にたどり着きましたが、既に行き途絶えたことを知り、村人と共に菩提を弔いました。塚の傍らに庵が建てられ花御膳が暮し始めますが、悲しみに耐えきれず水に身を投げ自ら命を断ってしまったそうです。
その後不思議なことに亀が遺体を乗せて浮かびあがり、母親は妙亀大明神として祀られ、梅若丸は山王権現として生まれ変わったと言われています。